まなびとステーション運営事業

教える→教わる から ”学びあい” へ

インターネットの拡大に伴い、世界中の多くの事柄を簡単なキーワードで検索し学べる時代がやってきています。
小中学校、大学・専門学校、塾や習い事、企業の研修まで、知識型の学びであれば、中途半端な先生よりネットで得られる知識のほうが膨大で正確だといえる場面も増えているのではないでしょうか。

その中で”先生”や”生徒”と呼ばれる存在は、それぞれこのままで良いのだろうか?

という素朴な問いから、まなびとステーションというプロジェクトは芽をだしました。

「参加する人はすべて、ほかに人に伝えられる経験や知識がある」

「先生や生徒という明確な区分けは無く」

「学生も社会人も、経営者も求職者も、子供もシニアも」

「すべての人が学びあえる、出会える、繋がっていく」

そんな、場所を作っていきたいと考えました。

地域の学びを残したい

都市銀行にて、大企業の融資案件や企業再生を手がけていた時代。
芸能人を使った華やかなマーケティングや経営改善の大型コンサルティング
不景気の中でも自由に経費が使えるような、そういう世界でした。

地元に戻り、教育事業のコンサルティング兼営業として見た世界は、
”現場”で孤立し、もがき苦しみむ経営者や従業員の姿でした。

情報も少なく相談先も無い、不安定な市場では質の担保もできず、中堅レベルの教育事業者でも苦しい。
地方の”まなび”は死にかけているように私の眼には映りました。

大きな資本でシステマティックに運営される”まなび”には素晴らしい力と魅力があるのは間違いありません、しかし地域にあった多様性のある”まなび”も保持される必要があるのでは無いでしょうか。

また”まなび”は”出会い”でもあります、学生と経営者、スタートアップ企業と老舗企業、現役組と引退組、彼らが日常的なレベルで繋がりあう場所があれば、 興味深い反応があるのではないか?と考え、”まなびとステーション”はぼんやりとですが、その形が現わになったのです。